明治初期頃に制作されたとみられる、古伊万里様式の金襴手大皿です。直径約46cm、高さ約5.5cm。支釘跡が五点確認できることから、幕末〜明治初期にかけての古い焼成手法が用いられた作品と推測されます。
赤絵・金彩・呉須の三彩による典型的な金襴手様式で、花鳥文・楼閣文を交互に描き、余白に青海波文・格子文を配した重厚な構図。中央には牡丹花文を金彩で描き、外周部を緻密な文様で囲むことで格調高い装飾性を生み出しています。色絵の発色も美しく、金彩の剥落も少なく、古陶として極めて良好な保存状態を保っています。
裏面は無銘ながら、青呉須による唐草風文様が丁寧に描かれており、有田・伊万里系の窯で焼かれた可能性が高いです。高台部に見られる支釘痕の配置や釉薬の質感からも、明治前期の手仕事による製造であることがうかがえます。
床の間飾り、料亭・旅館の設え、または和洋折衷インテリアのアクセントとしても映える一枚です。現代の復刻品では再現できない、深みある絵付けと時代の風格を感じさせる逸品です。
【状態】
割れ・ヒビ・欠けなし。金彩にわずかな経年擦れあり。艶やかで光沢も良好。
【サイズ】
直径:約46cm 高さ:約5.5cm
【備考】
発送時は割れ防止のため、緩衝材で厳重に梱包いたします。リユース段ボールを使用する場合があります。
他販路にも同時出品中のため、タイミングにより取下げの場合がございます。
ご購入前にプロフィールの注意事項をご確認ください。
International buyers are welcome. This is an authentic early Meiji Imari-style “Kinrande” large plate with gold-painted flower and bird motifs.
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